5/18 リリースします。
5/15 通関切れ次第、リリース致します。ブレンドに2-3割追加することで、アラビカだけでは出しづらい香ばしい麦の香りなどを重ね、原価低減することが可能です。
▼ベトナムのコーヒー栽培
ベトナムでコーヒーの栽培が開始されたのは、1850年頃でフランス人がベトナム北部にアラビカ種を持ち込んだことから始まりました。しかし、高地の熱帯地域で育つアラビカ種はベトナムの環境に適さず、生産量が大きく伸びることはありませんでした。
1980年代にベトナム政府主導の元、低地で湿った場所でも栽培でき、病虫害に強いという特性のあるロブスタ種の栽培が始められ、ベトナムでのコーヒー事業は大きく拡大していきます。
現在もベトナムコーヒーの生産量の95%以上はロブスタ種ですが、近年ではアラビカ種にも力を入れています。
▼ジアライ省のコーヒー
ベトナム中部高原地帯の北に位置するジアライ省は、国内屈指の収穫量を誇り、大規模なプランテーションが多く、安定したロブスタ供給地です。
その面積の多くが高原地帯で、平均標高は約700ー 800m、主要な栽培エリアはプレイク高原とコンハヌン高原が代表的です。
以前は効率優先のしごき収穫が主流でしたが、現在は政府が完熟豆の収穫比率95%以上という輸出推奨基準を掲げ、雑味の少ないクリーンな品質を目指しています。
また、政府の補助金等により、従来のコンクリート床での乾燥から、通気性の良いアフリカンベッドへの移行を推進。地面からの熱や湿気を避け、風通しを確保することで、不快な発酵臭を防ぎ、ロブスタ本来の甘みを引き出しています。
ジアライ省の最大の特徴は、単なる量産ではなく、国際基準に適合した持続可能な生産への急速な転換です。これはEUの森林破壊防止規制(EUDR)への対応という政府方針を反映しています。
認証取得面積: 約60,000ヘクタール(全体の約6割)が以下の国際認証を取得済み、または準拠して栽培されています。
◆政府・行政の戦略方針
ベトナム政府および省当局は、以下の3点を柱とする「コーヒー産業開発計画」を推進しています。
高品質化と加工: 生豆の輸出だけでなく、焙煎・粉砕・インスタント加工施設への投資を誘致し、付加価値を高める(政府目標:2025年までに省内のコーヒー面積の80%を標準化)。
再植(Replanting): 老齢化した木を植え替え、病害虫に強く収穫量の多い新種への更新。
ブランド構築: 「Gia Lai Coffee」としての地理的表示(GI)やブランド力を強化し、中央市場だけでなく、日本、米国、EUへの直接輸出を拡大する。
▼カフェインレス処理
メキシコで最も標高が高いオリサバ山(5636m)に湛えられた氷河の綺麗な水のみを使用して、薬品を一切使わずにデカフェイン処理を行っています。
・デカフェ処理を行うデスカメックス社はメキシコ産コーヒーの有名な輸出港があるベラクルス州にデカフェイン工場を保有し、コーヒーの適切な管理と迅速な輸出手続きでコーヒーの鮮度を守ります。
▼プロセス
・コーヒー豆投入ホッパーに(1バッチ5トン)生豆を投入
・カフェイン抽出前段階として約一時間の吸水、膨張、処理が行われます。
これにより、豆の細胞壁が軟化し、成分が抽出しやすくなります。
・加圧、適切な温度管理、減圧等のプロセスを経てカフェインを抽出。(1度目の品質チェック)
・カフェインを抽出した豆を一次乾燥(4時間)
・振動水平乾燥機に投入し、60度以下に温めた熱風にて適切な水分量になるまで2次乾燥(4時間)
・垂直乾燥機に投入し、60度以下の熱風にて適切な水分量になるまで3次乾燥(4時間)(2度目の品質チェック)
・異物除去、研磨機にて異物を除去
・最終製品タンクに移されて3度目の品質チェックを受けた後、パッキング、出荷。