生産地パートナーとの取組
パプアニューギニア、イーストハイランド
オカパ地区ケカサ村での取り組み
ケカサ村ハガロウシュ小学校
オリジンコーヒーグループとして、様々な原産地との強固な関係性を築き上げてきました。インドの自社農園のみならず、コロンビア、グアテマラとの農園との協力体制を築き上げてきました。
2017年からオカパ地域ケカサ村の中心的な小学校である、ハガロウシュ小学校へ助成事業を行っております。
10年超に渡るこの地域との直接的な取引の末、コーヒーの売り手と買い手という立場からさらに踏み込んで、この地域のコーヒー生産を支えるコミュニティの「今、現在」+「未来」も共にするパートナーとしての自覚することとなりました。具体的に、地域への中長期的な貢献として、この地域の教育の中心的インフラであるハガロウシュ小学校の増築と運営の助成を行うこととなりました。
【オカパ、ケカサ周辺のコーヒーのご紹介】
パプアニューギニア、イーストハイランド、オカパ、ケカサ村周辺は、パプアニューギニアの中でも特に標高が高く(2000m付近)、火山性土壌に恵まれ良質なコーヒーの栽培が主産業となっています。パプアニューギニアのコーヒー栽培は1930年頃からジャマイカのコーヒーの苗木を持ち込まれてスタートしたとされています。
人の手で細かく管理されたプランテーションは、一定期間立つと順次伐採し、新しい苗木を植えていきます。(主に、樹齢が進むにつれ、結実率が低下することが多い為)このオカパ地区ケカサ村周辺では、原生に近い状態で且つ、適切に手をかけた樹齢の高い(平均樹齢20-25年)コーヒーの木が残っています。1つの木に実るコーヒーチェリーは樹齢の若いコーヒーノキより少ないことが多いですが、その分糖分が多く含まれる傾向があります。他地域とは異なるパプアニューギニア独特のアーシーさやフルーティーさ、甘さといったこの地域のコーヒーの特異な品質が認められ、ブレンドのベースやシングルオリジンとして世界の様々な国で愛されています。