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私たちの原点について
オリジンコーヒーグループの原点は、南インドクールグ、チクマンガロールにある
1400mを超える良質な土壌にめぐまれた三代続く広大なコーヒー農園にあります。
長い歴史をかけて、品質を向上しコンペティションにも何度も
入賞も果たすことができるようになりました。
ただ、入賞するようなロット以外でも十分品質の高いコーヒーも含め
まだ見ぬ世界中のお客様に届ける必要性を感じました。
そんな中、2006年、貿易業務やマーケティングに特化した組織を作るため、
シドニー、ニューサウスウェールズにてオリジンコーヒートレーダーズは
設立されました。
また中東、東南アジア、インド国内向けに焙煎工場を立ち上げ、
現在はインドの大きな胃袋を満たすべく、毎週数百トン単位での
焙煎、加工、出荷を行っております。
さらに現在は、自社農園のみならず世界30カ国以上の優れた取り組みを
行ういわばライバルでもあり同志でもある
農園や信頼できる農協の商品を、世界のロースターへ提案活動を行っています。
話は変わりますが、スペシャルティコーヒーと呼ばれる
マーケットの発展過程で、日の目を見ることのなかった一部生産者が
収入を上昇させることができロースターも品質の高いコーヒーへの
アクセスが容易になったことは素晴らしい進歩です。
一方で、農園で生産されるコーヒーの数パーセントしか栽培できない
圧倒的品質のコーヒーだけ注目され購入されることは、
地域コミュニティに対して責任のある雇用を生み出す農園としては物足りないのも本音です。
もちろん、全ての品質の底上げは生産者の使命でありますが、
農作物である限り至難の業です。
また流通経路に透明性があっても、(逆に透明性があるほど)
上澄みの一握りだけ売れやすい傾向があります。品質も良く、
それなりの役割を果たせそうな豆が毎年結構な数量、売れ残ることも多いのです。
(きっとどの産業でも同じでしょう。)
有名農園でもこういう状況は往々にしてあるのです。
私たちは農園から生まれ、貿易に特化した部隊として、
包括的に珈琲豆を提案、供給すべきだろうと言うスタンスです。
アラビカだろうがロブスタだろうが、どんなグレードであれ、全てのコーヒー生豆には、
それぞれに見合った役割と需要家が必ず存在します。
その役割を最大限に活かせる懐があり、それを求めるロースターを世界中で探し、
つなげる役割をオリジンコーヒートレーダーズとして担っています。
「マグロは大トロの部分しか買いません」
「牛肉の霜降りの部分しか買いません」
「スペシャルティグレード、カップの点数が△点以上のコーヒーしか買いません」
というスタンスだけではなく、
「漬け丼用の赤身もあります」
「適正に煮込めば美味しいスジ肉もあります」
「アーシーさはあるけど、濃密なミルクと釣り合うんです」
生産者と貿易、物流のプロとして、焙煎者の広い目線を持ちえる私たちだからこそ、
できることは何かを追求いたします。
貿易物流のプロとして普段目に見えない物流の改善も行います。
高騰を続けるドル調達コストの削減、コンテナ海上運賃、競争力ある海外送金ルート、
サービスの探求、最適な在庫数量管理、委託倉庫との調整、
国内運送業者との直接提携による競争力ある運送料の管理交渉の追求。
ここにも我々の見えない競争力の源泉が隠されています。
自社農園以外でも、労働者や地域コミュニティに
誠実な取り組みや技術の向上に邁進する農園、
農協のふとした言葉「これ、なんとかならない?」
「これ、こうしたらもっとうまくできるんじゃない?」
そんな課題も解決できる存在でありたい。
現地パートナーとの設備投資(私たちの原点の農園でやってきたことの延長)
最低取引価格を設けて国際相場と切り離した購買、
クオリティの上昇にプレミアムを、といった試行錯誤も始めています。
様々な役割、品質、味を持った豆を、どれも自信をもってご紹介いたします。
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