2/22 想定の3倍ほど売れ行き良く、次回買付も20トン買い付け行いました(9月末頃リリース)。次回コンテナからはバキュームパックでの配送予定で香りを封じ込めます。
1/27 リリース致します。香りが強いため通常倉庫とは異なる倉庫での保管と作業のため、5営業日程出荷にお時間頂戴致します。(この商品と別の通常豆を同時にお買い上げいただいた場合、通常商品を先に発送致します)予めリードタイムをご了承の上ご発注いただけますようお願い申し上げます。
ダークラム酒を熟成させるオーク樽で熟成したバレルエイジドが届きました。トライアルで20トンほど購入しました。もし売れ行きが良ければ、継続購入を検討しています。
推奨焙煎:浅~深(オールラウンド)
▼コロンビアのサトウキビ生産とラム酒
熱帯の気候と多様な標高差を持つコロンビアは、サトウキビの通年収穫が可能です。
実はコロンビアのラムのブランドの聖地は、リサラルダではなく、お隣のカルダス県です。リサラルダ県はラムの原料となる高品質なサトウキビの一大生産地、および原酒の製造に特化しています。
リサラルダ県西部のラ・ビルヒニア(La Virginia)周辺は、サトウキビ栽培に最適な熱帯気候で日照量が安定しているため、季節を問わず一年中サトウキビの収穫が可能です。また、昼夜の寒暖差(渓谷の熱気と山脈からの冷気)がサトウキビの糖度を高め、高品質なモラセス(廃糖蜜)を生み出します。それを発酵し蒸留することでラム原酒が作られ、それをオーク樽で熟成させます。
オーク樽で熟成された後、シェリー樽やポート樽に移し替え、さらに追熟(カスクフィニッシュ)を行います。シェリー酒の特徴である、ドライフルーツ感や、ポートワインのベリー系の果実感が交わり複雑なラムに仕上がります。
この地域のラム酒メーカーと、サンチュリアオ生産者組合で、高品質なウォッシュトコーヒーを、ラム熟成用のオーク樽に詰めて密閉し、約3か月間冷暗倉庫で熟成させました。
▼サンチュリアオ生産者組合
2017年5月に生まれた初めての生産者団体です。
収穫後の乾燥時に問題となる雨の影響をなくし、カップ品質を上げる室内型乾燥所を利用し、生産者が直接、乾燥工程までを管理できるようになりました。
多くの小規模農家はチェリー洗浄後の不完全乾燥状態のコーヒー(以後ウェットコーヒー)を、第三者の乾燥業者に非常に安い値段で売らざるを得ない状況に陥っています。
特にコロンビアの多くの地域では自分達のコミュニティで、地面にコーヒーを広げて乾燥させていました。しかし、近年、地球規模で起こる環境の変化により、以前より長く雨が降ることで、地面の水分値が高い状態が続き、伝統的な乾燥方法では豆の価値をパ著しく落としてしまう(カビが生えやすくなる、過発酵臭が着くといったコーヒーの味の評価にマイナス要因となる)事態が頻発するようになりました。
第三者による一般的なドライステーションビジネス(機械式急速乾燥機と大規模脱穀機を備える)は、そういったウェットコーヒーの不完全な乾燥によるダメージを軽減するための一時的な解決策として登場しました。しかし、結果的に生産者が丁寧な乾燥と乾燥後のピッキングによる付加価値をつける工程を奪い、小規模農家の困窮を深める大きな原因となってしまいましました。
サンチュリアオ生産者組合では、ウェットコーヒーを第三者の乾燥所にて売買を完了させるのではなく、乾燥工程とパーチメントセレクションというコーヒーの品質向上=付加価値を高める工程を、昔あたりまえに行われてきたように、自分たち(組合員)でおこないます。さらに、組合員への技術指導により、コーヒーの栽培を改善し、プレミアム、スペシャルティマーケットに通用する品質へ補助する。出来上がるコーヒーのクオリティに応じてコーヒーの取引価格を上昇させることを目的としています。
まず初めに、乾燥工程で重要なドライステーション(天候に左右されない室内型アフリカンベッド)の整備と、サンプルロースティング/QC/カッピングラボへ投資、建設されました。
徐々に上昇したコーヒーの品質に伴い、コーヒーの買い取り価格を上昇させました。組合加入前と加入後では加入後ではコーヒーから得られる会員の平均収入は約2.5倍伸びています。
さらに、高品質が安定したタイミングで、組合員への将来の購入の保証と、生産コストを割ることのない最低保証価格制度を導入。この取り組みにより、会員農家は国際相場の変動で生産コストを割ってしまう価格でコーヒーを売り渡さなければならない状況への不安なく、安定した収入を期待でき、生活レベルの向上と継続した品質向上のための投資活動へつながっています。