8/23 一旦23/24は完売、24/25をお待ちください。
8/6 少量ですが追加いたしました。お早目のご検討をお願い申し上げます。
定番のキリマンジャロのシトリックアシディティを持ちながら、ダークベリーやカシスを感じる複雑でよりジューシーな果実味と重厚なボディ、ミルクチョコレートフレーバーやカカオニブなどの上品な甘さが残るアフター。
▼タンザニアコーヒーの歴史
1973年にタンザニア政府が私有農園を国有化、そこから数十年にわたって著しい非効率で生産性の悪いコーヒーの生産が続けられました。
しかし、1990年代に入り、この状況を打開すべく、プライベートセクターの投資も受け入れつつ、現在のような質の高いコーヒー生産が行われるようになってきた歴史があります。
▼ブルカ農園
ブルカでは200人以上の正社員と300人以上の特定業務に従事する従業員を雇用しています。収穫期には、収穫量に応じて1,000人から2,000人の従業員が働きます。現地で2つの独立したウェット・ミルを運営し、コーヒー加工を完全に管理しています。当社の経営陣は、農学者、品質管理責任者、財務管理責任者、ジェネラル・マネージャーで構成され、木からカップに至るまで、量、品質、効率を最大化するため、シニア・スタッフと熱心に協力しています。
▼ブルカの歴史
ブルカ・コーヒー農園は、1899年にドイツ人入植者によって設立され、1918年に最初のコーヒーが植えられました。第一次世界大戦が終わると、農園は「敵の所有物」とされ、イギリスの保護下に置かれました。1929年、スイス人投資家グループが農園を購入。1990年、ブルカは隣接するセリアンコーヒー農園を買収し、農園は拡大しました。1990年以降、アルーシャ市の発展に伴い、農園の規模は縮小しています。現在は342ヘクタールのアラビカコーヒーを管理しています。ブルカという名前は、農園に湧き出る泉に由来し、灌漑用水や周辺地域に水を供給しています。
▼ブルカの発展と自然の調和
農場の東側に位置するブルカの泉を囲むように、農場開設当初から自然林を保護してきました。
118ヘクタールに及ぶこの保護森林には、地元の鳥類や土着の木々、その他の珍しい在来動物が数多く生息しています。特に野生のブッシュバック(中型のシカのような見た目の動物、生物分類はウシ科)は、保護森林から出て、定期的にコーヒーの栽培地区を自由に出たり入ったりしているのを見かけますが、彼らは農場で平和な生活を送っており、不要な密猟者から警備チームによって守られています。
ブルカ農園ではさらに、外来種の樹木を取り除き、在来種の樹木に植え替えることで森林保護に努めています。小型のディク・ディク・アンテロープ(小型のシカに似た動物)も農園でよく見かける、その他、ジャッカルやツチブタも農園でよく見られます。
自然の豊かさと、人間のコーヒーの栽培の営みが見事に調和した類まれな農園です。
▼ブルカ・コミュニティ
ブルカで働く主な人々は、農園へのアクセスを考慮して、設計、建設された村で構成されています。各村では無料の灌漑設備、庭園、年金用地、敷地内の学校施設やスポーツ施設、24時間体制の医療サービスなどを提供されており、従業員とその家族をサポートするように設計されています。
さらに、ブルカの従業員を構成する多種多様な民族や宗教の多様性に対応するため、村には礼拝所も設けられています。