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OCTJapan

(23/24)ニカラグア ブエノスアイレス農園マラカトゥーラ100%SC19UP/ フリーウォッシュト

下限 ¥1,240

9/12〜SC19UPという明らかに目を引くビッグサイズのマラカトゥーラ種100%。

SC19以上のサイズも多く含まれており、焙煎後の膨張で、圧倒的インパクトです。

ただ大きいだけでなく、紅茶のような香り、ドライフルーツの甘みや後味のクリーンさ、酸質の高さも特筆する点あり。

焙煎目安:中

カッピングノート:ドライフルーツ,ティーライク,アーモンド,クリーン&スイートアフターテイスト

コメント:

▼ブエノスアイレス農園について
ブエノスアイレス農園は、ニカラグア北部ホンジュラス国境に接するヌエバセゴビア県オコタル地区に位置します。Valladarez Familyは、元々ホンジュラスに住んでいましたが、50年程前に内戦がひどくなり、このエリアに移り住んできました。ディピルトの中心部は土地が高かったので、まだ少ししかコーヒーが植えられていなかったこの土地を買うことにしました。その後、近くの土地を買い足しながら、現在のブエノスアイレスグループ へと成長し、現在では全部で10の農園を所有しています。4代目にあたるLuis Emilio氏、Olman氏の兄弟で農園を管理しています。彼らの父であるLuis Emilio氏も80歳を超えていますが、農園へ入り、牛の世話をして働いています。2020年後半には2つの巨大なハリケーン”IOTA”,“ETA”によって、中米の多くのコーヒー農園が被害を受けました。農園内の一部に土砂崩れがあったものの幸い大きな被害を受けずに済みましたが、気候変動、災害のリスクは年々大きくなっています。彼らは継続して買付けてくれるお客様のために努力を惜まず、様々な変化に対応し、毎年安定した品質のコーヒー生産に取り組んでいます。


▼サステナビリティについて
農園には、飲み水にもなる水源が3つあり、その周辺のシェードツリーを残すようにしています。4年前に、RFAの認証を取得しましたが、こちらの要求でも川の近くの自然林を保護することが義務づけられています。Valladarez familyは、この農園の周辺地域のサポートも行っています。その地域の人々が利用できる学校、メディカルセンター、スポーツセンターがあります。学校の名前は、ブエノスアイレスと呼ばれており、52名の子供たちが在籍しています。彼らは、この学校で使う備品などを寄付しています。また農園に先生を呼び、農園で働く人々の子供たちが、昼間勉強できるようにしています。Valladarez familyは、その他にもSan Fernandoという地域にある教会、学校、水の供給のサポート、Kilaliという地域に水のサポートを行っています。また、オコタル地区に住む人々45万人に下水用の水を供給しています。2012年6月にさび病被害が確認されました。以前からこの地域では確認されている病気ではありましたが、その時の病気は依然のものより蔓延速度が速く、フンガスの種類も多く確認されました。その当時は、"Alto 100"というさび病対策の農薬を使っていましたが、2014 年からは”TIMOREX GOLD”という、よりオーガニックで自然のものに近いものに切り替えました。薬でフンガスを退治するのではなく、樹の健康状態を良くすることで樹が耐性を持てるように心がけています。一本の樹の枝の本数、TIMOREXを撒くタイミングや量を管理しつつ、農園環境を作るシェードツリーの手入れにも気を配るようにしています。


▼収穫~精選~乾燥
①収穫期は、完全完熟実のみを摘み取るように、ピッカーに指導しています。そのために、通常のNicaraguaのピッカーの平均賃金より高い賃金をこの農園で働くPickerに払っています。その後、収穫されたチェリーの中に未完熟チェリーが混ざっていないかもう一度確認し、もし混ざっていたら取り除いてから次のプロセスに進めるようにしています。
②摘み取られたチェリーは、農園からトラックで約20分のところにある”Beneficio San Carlos”精選所に1日2回、決まった時間に運ばれます。
③精選所に到着したチェリーは、チェリー集積槽に入れられます。この集積槽は、出口がくの字になっており、チェリーが勢いよく次の工程にいくことを防いでいます。この精選所では、飲み水にもなる自然の湧水をボンベで運んできて使っています。
④水と一緒にゆっくり送られたチェリーは、まずは水による比重選別が行われます。比重が軽く浮いたチェリー(過熟、空洞、虫食いなど)は、パルピングマシーンにはいかず、別処理されます。同時に沈んだチェリー(完熟チェリー、未成熟チェリー)は、パルピングマシーンに進みます、この時、水はチェリーと分けられ、水はパルピングプロセスには使われず取って置き、次の工程で使われます。
⑤パルピングマシーンを通った剥かれたパーチメント(熟度の良いもの)と、剥かれなかったチェリー(熟度の悪いもの)は、クリバ(チェリーセパレーター)に入ります。剥かれたパーチメントは、クリバからとり出し発酵槽に運ばれます、剥かれなかったチェリーは、クリバの中に入ったままで、別の処理に回されます。
⑥醗酵槽に運ばれたパーチメントは、約16~17時間の醗酵工程がとられます。
⑦翌朝、醗酵槽の水は一度抜かれて、新しい水が入れられます。その後、水路に運ばれ、塊になっているパーチメントをほぐすように木製のヘラを使い優しく洗われます。この水路では、パーチメントの比重選別も行われており、沈んだ重たいパーチメントだけが、1st Lineとして処理されます。浮いたパーチメントは、比重が軽いため密度がつまっていない豆として、別処理に回されます。水路は、ロット毎にきれいに洗って使われています。水路を通過したパーチメントは、洗われた水と分けられ、グリーンのタンクに入れられ、さらにきれいな水で洗われます。※この精選所は、エコロジカルな仕組みにできています。1ポンドのパーチメントを処理するのに、3ℓの最小限の水だけを使うようにしています(③~⑤:2ℓ,⑥~⑦:1ℓ)。また、このエリアは水が貴重なため、水をリサイクルして使っていますが、昨日使った水は、今日は使わない、数回リサイクルしたものは使わないなどのルールを決めています。
⑧洗われたパーチメントは、ムシラージュの最終的な残り具合をチェックしてから、プラスチックのバッグに詰められ、車で約15分のところにあるドライミル “Beneficio Buenos Aires”に運ばれ、乾燥させています。
⑨乾燥中のパティオでは、好ましくないパーチメントや、チェリーが残ったままのパーチメントをハンドピックして、取り除いています。
⑩パーチメントは細かいロット毎に分けられ処理され、最後はカッピングを行い、品質確認しています。
⑪船積み前の精選では、再度ハンドピックを行い、欠点豆など取り除いています。※Honey, Natural Processについても、④水による比重選別を終えた後のチェリーを使用します。その後、Naturalはそのまま、Honeyは果肉除去した後、アフリカンベッドにてロットごとに管理し乾燥させます。

重量

  • 300kg(30kgVPx10)@1240円/kg
  • 180kg(30kgVPx6)@1290円/kg
  • 120kg(30kgVPx2)@1320円/kg
  • 60kg(30kgVPx2)@1340円/kg
  • 30kgVP箱@1370円/kg
  • 20kg箱@1390円/kg
  • 【サンプル】200g
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