3/12 原袋リリースしました。
スルデミナス高地特有のほんのーりとしたイエローフルーツ香とナッツ、高カカオチョコのような苦味のバランスさ、後味のクリーンさが優秀。日々の暮らしに寄り添う飽きの来ないブラジルがコンセプト。
推奨焙煎:中浅~
日々の暮らしに寄り添う何度飲んでも飽きの来ないすっきりとしたのど越し、香りと甘さをもとめ、農園の創業時代から交流のあった現地の生産者、輸出パートナーと共に、世界中のロースターの皆さまへこのセラドセSSFCを安定的にお使いいただくことを目的にブランド化されました。ミナスジェライスの南部のさらにスルデミナスエリア限定で集めたコーヒーで幾度もカップテストを経て安定した味を作り出しています。
モジアナエリアとも比較されるスルデミナスはブラジルの中では比較的標高の高い山岳エリアで寒暖差のある気候の元、引き締まったコーヒーチェリーが育成されるエリアです。
この「セラ・ドセ(Serra Doce)」の由来はポルトガル語でチョコやキャラメル感のスイートさ、そして広大なブラジルの丘陵地帯から「スイートヒルズ(Sweet Hills)」と名付けました。カップはStrictly Soft,Soft,Hard Rioy,Rioの最上級SS、味はGoodのさらに上のFine Cup(FC)のSSFC、最高品質となります。
このスイートヒルの生産を引き受けているのがアトランティカコーヒー。
生産者グループに向けて複雑で手間と時間のかかる認証取得サポート(レインフォレストアライアンス、UTZ、4C、C.A.F.E Practices)も積極的に行っています。
また、さらに踏み込んで、営利目的のサポートのみならず、ブラジルのコーヒーが生産される地域のコミュニティーの文化的発展、環境的な配慮の両輪によって、はじめてコーヒー産業全体が末永く発展するという考えのもと、先進的な非営利のプロジェクトを走らせています。そのプロジェクトを束ねる非営利組織がInstitute Cafe Solidalioです。珈琲の販売により発生する利益の一部はこの非営利組織を通して、現地のコミュニティへ還元されています。2011年から始まり、最初はコミュニティの子供たちへの教育環境等の整備から始まり、より分け隔てないサポートを行うため、社会的問題解決を目指すNPO、NGO、その他団体への資金的援助まで行う組織となっています。
▼Institute Café Solidalioの代表的なプロジェクト
◎Rebirth Asylum(Asilo Renascer)
ブラジルでは近年平均寿命が延びていますが、その介護施設の整備が遅れていることが問題視されています。現在、身寄りのない26人の後期高齢者の介護事業に寄付しています。愛情や注意深いケアを受けられるようサポートしています。
◎Renovo Shelter of David(Abrigo Renobo de David)
身寄りのない子供たちや暴力の危機にさらされている子供たちのシェルター、避難場所を提供する非営利組織に寄付を行っています。専門スタッフによる子供たちへの可能な限りのサポートを行っています。
◎Making Dreams Real Project(Realizando Sonhos)
ミナスジェライス州ブリチゼイロにて2016年12月に発足したプロジェクトで、6歳から17歳までの子供たちとその家族に向けて、刺繍、絵画、ダンス、演劇、音楽、カポエラ、裁断裁縫を教えるワークショップを定期的に開催し、最初144人の参加者から始まり、支援の輪が広まっています。