6/1 24年のブンボゴは品質を確認中です、良いロットがあればリリースしますが、現段階では未定です。
オレンジの爽やかな香り酸味とプルーンのような甘味、程よいボディが心地よい。ブンガよりティーライク、軽やかでさっぱりとした後味。浅煎りでもやや深煎りでもオールラウンドに活躍。
推奨焙煎:浅~中深(オールラウンド)
2017年に建設された比較的新しいブンボゴウォッシングステーションは、高品質なコーヒーを生産するルワンダの有名な地域のうちの1つ、ガケンケ地区にあります。ルワンダの首都であるキガリ(Kigari)から車で約1時間半から2時間程でアクセス可能です。
現在、周辺の523もの農家がこのウォッシングステーションへコーヒーチェリーを持ち込みます。203個のアフリカンベッドを持ち、3人のフルタイムワーカーが管理しています。コーヒーの木の手入れ等の農業的知識の普及、コーヒーの苗木の提供、その他乾燥工程中のコーヒーをスコールのような激しい雨から遮る屋根の提供を行っています。結果として、生産されるコーヒーの品質が年々向上し、このウォッシングステーションへ持ち込む小規模農家の収入増加につながっています。
また固定買取価格を設定し、国際相場の下落でも小規模農家への安定した収入が確保される価格でのコーヒー購買方法をスタートしています。(所得安定効果検証中)
■精選方法について
・全てのコーヒーチェリーは第一水洗選別の前にすべてハンドピックされ、未完熟やダメージチェリーは徹底的に取り除かれます。
・チェリーはその後、パルパー槽に流され、比重が軽く、浮いたチェリーを除かれ、パルプを除去されます。そしてコンクリートの発酵槽に移され、平均12時間発酵させます。この間、発酵パーチメントは一日を通して伝統的な足ふみ方法にて何度か攪拌されます。
・発酵後はコーヒーは蛇のように蛇行した水路のような選別工程へ送られます。
・ここでも水によって浮遊パーチメントや異物を洗い出し取り除かれます。また同時にパーチメントを比重ごとでグレードに分けます。比重の軽い未成熟豆は水に浮かして取り除かれ、また残留するミューシレージをきれいに洗い流されます。
・一旦グレードごとに選別された後、プレドライエリアへ移動、もう一度ハンドピッキングで異物、虫、ダメージビーンを取り除きます。
・アフリカンベッド上で、何度も人の手で攪拌されながら均一に乾燥させていきます。
このように非常に手間暇をかけて作られたコーヒーは非常にクリーン。繊細かつフルーティで綺麗な酸を伴う上質なルワンダのコーヒーとして近年人気が高まり、高値で取引が行われています。