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サンプルは28日頃に利用可能となります。
ほんのり甘さの乗ったロブスタ。エスプレッソ、特にミルク系ドリンクとの相性抜群、「ミルクが混ざったコーヒー」ではなく、「ミルクと調和したコーヒー飲料」に必須。エスプレッソブレンド、アイスコーヒーの味の深みの向上も。
推奨焙煎:深~極深
テイスト:麦チョコレート、ラウンドアシディティ、シルキーマウスフィール、クリーンアフターテイスト
コメント:
ブラジルのウォッシュトロブスタのウォッシュトプロセスです。市場に出回るロブスタの中では最高品質帯に位置します。ロブスタの典型的なプロファイルがありつつも、ウォッシュトでの仕上げることで、ロブスタ種のプロファイルを維持しながらクリーンカップが向上しており、甘みやアフターの良さも兼ね備えています。
一般的なコマーシャルロブスタとは別物であり、カッププロファイル重視でご購入頂ければ幸いです。
▼カルロス アルベルト
カルロス氏の農園はエスピリトサント州中部、サンタマリア、海抜500-800mに位置し、アラビカとロブスタを生産しています。広さは約60ヘクタールと、この地域の農家としては、比較的大規模な生産者に属します。
年間でアラビカは約60トン、ロブスタを100トンほど生産しています。ロブスタの生産地としては800mは標高が高く、一般的なブラジルのコマーシャルロブスタよりゆっくりと成熟します。アラビカ種のスペシャルティコーヒーの生産地としては他生産地に比べ、標高も低く、特徴的なカップも出しづらいのですが、逆にブラジルロブスタ種の育成地域としては、高品質化が可能な絶妙な気候と標高を兼ね備えています。そのため、近年はファインロブスタの精製に力を入れています。
あえてアラビカをロブスタより先に収穫、ナチュラル精製して、脱穀し、アラビカの精製が終わった後、ロブスタの熟度が十分高く均一になったタイミングで収穫、精製に取り掛かります。ロブスタのクリーン化、酸質の向上のため、ブラジルの気候として一般的なナチュラル製法より、手間やコストのかかるウォッシュトロブスタを研究しています。
熟度の高いチェリーピッキング、チェリーの自然発酵を防ぐため、12時間以内に自社のウェットミルでチェリーとウェットパーチメントに迅速に分離します。さらにウェットパーチメントを遠心分離機にかけ水分を極限まで減らします。ウェットパーチメントの時点での水分値を減らすことでドライヤーでの乾燥時間を短くすることができ、最終的なグリーンビーンに良好な成分を最大限残すように工夫しています。