5/25 初のアナエロビックナチュラルのブラジルです。
イグレアはブラジルポルトガル語で教会という意味です。ミランダ氏が敬虔なクリスチャンで、地域の慈善活動に多大な貢献をしているいくつかの教会の維持管理に多大な寄付活動を行っており、その奉仕活動からつけられています。
ブラジルナチュラルの発酵としては珍しい、ほんのりメロンやグレープフルーツの香りもあり、アイスコーヒーなどとかなり相性がよいです。
【エディオ ミランダ】
農園名エディオ・ミランダは農園主の、エディオ・アナクレト・ミランダ氏の名前からとられています。これは彼の子供たちが、尊敬する父への賛辞として命名しました。雑草しか生えておらず、何の植物も栽培されていなかったこの土地、エディオ・ミランダ農園の歴史は1967年にスタートします。妻のマリアさんとの長年にわたる献身的な努力の結果、コンテストでは何度も受賞するほど高品質なコーヒーの提供を可能にし、その栽培の伝統は二人の子供に受け継がれています。スペシャルティコーヒー栽培は25年前、一家がパルパーに投資を始めたことからスタートしました。最初のバッチからすでに特徴あふれるコーヒー作りが可能となったため投資の続行を決意し、年々品質を向上させてきました。
収穫期は6月から9月、セレクトピッキングや振動機を使い、熟したチェリーを収穫します。収穫したチェリーは、セメントパティオやサスペンドベッドへ丁寧に並べられ乾燥工程に入ります。一部ベッドは高台に設置されており、スペース活用のため三段ベッドになっています。乾燥に広げられているチェリーやパーチメントは一日16回ほど撹拌され、15日~20日の乾燥日程が設けられます。適度な水分値になったものはそれぞれ休息を取り、出荷を待ちます。
エディオ・ミランダ農園は標高の高い山々に囲まれ、独特のマイクロクライメイトとテロワールを持つ、美しい景観の中にある農園です。農園はセラ・ド・ブリガデイロ州立公園周辺に位置し、敷地内にはいくつかの滝を見ることが出来ます。ミナスの山々を望む雄大な環境にあるためレジャーとしての利用も可能です。ミランダ一家は持続可能性を非常に重要視しており、生物の多様性に富むこの土地の植物や水源、動物の在来種の保護に尽力しています。そのため、コーヒー作りと環境保全のバランスに配慮していることも 国内外の注目を浴びる要因の一つになっています。
【アナエロビックナチュラル】
ブラジルのアナエロビック・ナチュラル製法は、以下の4工程で行われます。
選別: 収穫したコーヒーチェリーから比重選別などで完熟豆だけを厳選。
密閉: 果皮をむかずにチェリーのまま密閉タンクに投入。ワンウェイバルブで酸素を排出し、完全に無酸素状態(嫌気性環境)にします。
発酵: タンクの温度(18〜25℃)やpHを管理しながら、48〜72時間発酵。微生物が糖分を分解し、ワインや完熟果実のような特有の芳醇なフレーバーを形成します。
乾燥: タンクから出し、パティオなどで攪拌を繰り返しながら水分値11%前後までじっくり天日乾燥させます。
糖分が豆の内部まで浸透するため、独特の甘みと複雑なアロマが生まれます。