※次は12月出航2/3月到着分がございますが、オーダー急増しており、一時欠品の可能性があります。
≪カップ評価≫ ※本評価シートの無断転載は固く禁じます。/Don't re-upload.※
昨年に引き続き、最上位スペシャルティクラスの原料を使用し、大幅な味の向上と、大きなロット数(オーストラリア、ニュージーランド、米国、日本向けにまとめて精製する事で、最大限加工費を押さえました。
CO2、スイスウォーター他色々な加工を試みて、もっとも味に対してコストパフォーマンスが良かったロットとなります。
▼概要
コロンビアのウィラ奥地で、コーヒーの生産に情熱を傾け、先駆的な取り組みを試し続けている7人の先駆者達が率いる7つの異なる農園から生産されるコーヒー組み合わせて、スイスウォータープロセスにて97%のカフェインレス処理を施しました。
農園を代表する7人は、ウィラ県(Huila)の4つの自治体(Acevedo, Palestina, Pitalito,Timana)各地で、農園を運営しています。2人の女性、5人の男性がリーダーとなって7名のうち、2人は父と息子の2世代で農園を運営しています。
このグループの生産者は、高品質でクリーン、際立つプロファイルのコーヒーを一貫して生産してきました。
彼らは、さまざまな処理方法を実験するのはもちろんのこと、コーヒーの収穫前のコーヒーの木の管理方法の改善(剪定や肥料等の改良)と、それぞれの地域コミュニティへの配慮、社会的、環境的な持続可能性を見据えて取り組んでいます。
今回、この生産者の卓越したロットの生豆を最善のクオリティを保ち、そのままカフェインレス/デカフェ処理いたしました。
▼名前の由来
また、同時に、ウォッシュトプロセスの豆、水でカフェインを抽出すること、どちらも共通する“水で洗う”というシンプルなスペイン語で“ラバド”と呼んでいます。
パイオニア、ピオネロス、ラバド等、それぞれ焙煎される方の好みにてお使いいただければと思います。
▼カフェインレス工程
カナダ、ブリティッシュコロンビア州で化学薬品を一切使用せず、コーヒーからカフェインを除去しています。
ステップ1,タンクに持ち込まれた生豆は一旦水にて洗浄し、汚れを落とします。その後、水分を吸わせて細胞壁を柔らかくし、コーヒーから成分を抽出しやすくするための準備工程を通ります。
ステップ2,カフェイン以外のコーヒー成分が最大に含まれた飽和水溶液(GCE=Green Coffee Extractの略、カフェイン除去用水)に、カフェインを含んだ状態の生豆を浸します。生豆からカフェインがGCE中に溶け出します。
ステップ3, カフェインが溶け込んだGCEを、炭素ろ過機に送ります。カフェインは炭素に吸着され、再度カフェインを取り除かれたGCEは再びステップ2の工程に投入され、生豆から目的のカフェイン量が除去されるまで(97~最大99.9%)2と3の工程を繰り返します。ろ過に使われた炭素は火を使い、カフェインと分離させ、再利用されます。
ステップ4, 乾燥機にて10-12%程に乾燥
ステップ5, 再度研磨や篩を通して、不純物を取り除いた後、パッキング、出荷。